3・4・5歳 いっしょにすごす
たてわりクラス」

年長者が年少者に文化を伝えながら継承していくということは、家族、地域、社会において見られますが、主に模倣を通して経験を積み重ねていく幼児期にも、身近にその対象となる仲間がいることはとても重要です。

橘幼稚園では、3~5歳児の異年齢がひとつのクラスですごす「たてわり」を基本とし、兄弟姉妹のようなかかわりによる育ち合いを大切に、子どもにとって家庭のような安らぎの場となることを目指しています。

1クラスの人数は30人以下、27・28人が理想だと考えています。
異年齢クラスが7つまたは8つ と 満3歳児クラスが1つあり、これが園生活の基盤となっています。
担任は各クラス1人ですが、フリーの保育者4~7人が必要に応じてサポートします。

年齢別活動も たのしいです!

同年齢が共通の目的をもって取り組む行事など、活動内容や目的に応じて、年齢別クラスによる活動も取り入れています。こどもたちはそれぞれ自分の所属をニックネームのように、「ぼくは、わんぱく(異年齢クラス)のげんき(4歳児)」というように理解しています。

もっと「どろんこ」になって遊ぼうよ
そのぐらい「わんぱく」にならなくちゃ
時には「ゆうき」をもって、「やるき」をだして、いろいろなことに挑戦しよう
やり始めたら「こんき」よく、ねばり強く取り組んでほしいな
あわてなくてもいいよ、のんびりゆっくり「のんき」にいこう
「にこにこ」笑顔で「わくわく」の毎日を送りたいね

そのような、こども像をクラス名にしてみました。

いちにち・まいにち

9:00〜9:15 登園

登園後は、クラスにてあさのじかんをすごします

あそびのじかん

自分で遊びを探し、見つけていくオープン活動へ

11:30頃~ おべんとう

クラスに戻り、みんなで食べます

たべおわったら・・・あそびのじかん

ふたたび、オープン活動へ

14:00(水曜日は11:30) 降園

クラスで帰りの集まりをしてから帰ります
預かり保育「ねっこぼっこ」の子どもたちは、やるき組へいきます

くりかえす四季、くりかえさない年々

橘幼稚園では、通例行事はありません。
行事のための日々を送るのではなく、出来ばえを見せるためではなく、四季折々の祭りのように、子どもも大人もみんなが楽しめる行事を開催したい。
そのために「今」の子どもたちを見つめながら、ひとつひとつの行事を毎年考え直して作っています。